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🤖 OpenAI Day 5総まとめ:Dotsのスマホ対応・Codexへの作業委任とComposer predictionsを詳しく解説

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2026年10月9日(米国時間)、OpenAIの「28日間、改善またはリセット」企画の Day 5 が発表されました。

今回のメインは、大きく2つです。

  1. Day 5.1:Dotsのアップデート — iOS / AndroidからのDot作成、Codexへの作業委任、既存スレッドの引き継ぎ、ChatGPT WorkのScheduled Tasks操作が進化。
  2. Day 5.2:Composer predictions(ベータ) — Codexが回答を終えたとき、次に送るメッセージをAIが予測して入力欄へ提案。対応する個人ChatGPT Proでは提案生成が利用量・クレジットの対象外。

Day 4はGPT-6.1 SolのUltrafastや実行途中での指示変更を高速化する改善でしたが、Day 5は 「AIに継続的な仕事を任せる」ことと「AIとの次のやり取りを楽にする」こと が中心です。

この記事では、DotsとComposer predictionsについて、何が新しくなったのか、使い方、対象ユーザー、利用量、どこまで自動化できるのか、注意点を公式資料をもとに整理します。

確認基準:2026年10月10日(日本時間)。 対象プラン、対象地域、設定画面は順次変更される可能性があります。公式「What's new」とHelp Centerで説明が異なる部分は、その違いも記載しています。


Day 5の概要

発表 主な変更 注意点
Day 5.1:Dots モバイルから作成・カスタマイズ 機能は対象アカウントへ順次展開
Day 5.1:Codex連携 新しいCodex作業の開始、既存スレッドへのフォローアップ Codexの利用権限や環境設定が前提
Day 5.1:Scheduled Tasks ChatGPT Workの定期タスクを確認・編集 Dotが無制限に処理を実行できるわけではない
Day 5.1:品質改善 ブラウジング、通知、コード表示、Outlook接続、Enterpriseアクセスなど 既存不具合・UXの改善
Day 5.2:Composer predictions 次のメッセージ案を表示、Tabで取り込み Tabを押しても自動送信しない
Day 5.2:料金 ベータ中の予測生成は追加料金・Codex枠消費なし 取り込んで送信した後は通常のCodex利用量

今回の番号付きリリースは、Developer Communityの28日間トラッカーでも Day 5.1 / Day 5.2 の2件として整理されています。

Day 5.1:Dotsをスマホから作成できるように

そもそもDotとは?

Dot(ドット)は、ChatGPTの中で継続的な責任や仕事を任せられるAIアシスタントです。

通常のチャットが「質問 → 回答」で一区切りになりやすいのに対し、Dotは文脈を引き継ぎ、接続したアプリや専用のコンピューターを使って、複数の手順を含む作業を進められます。

例えば、次のような仕事が考えられます。

  • 毎週の会議の準備資料をまとめる
  • 依頼されたリポジトリのバグ修正を調査する
  • 関係するドキュメントを読んでタスクを整理する
  • 予定に合わせて定期的に状況を確認する

Dotはすべての外部サービスやPCに最初からアクセスできるわけではありません。利用するデータとツールの接続・権限は個別に管理されます。

新機能:iOS / Androidから作成・カスタマイズ

10月9日の公式「Create your dot in the ChatGPT mobile app」では、ChatGPTのiOS / AndroidアプリからDotを作成できるようになったと案内されています。

モバイルで行えるのは次の内容です。

  • Dotの作成
  • 名前の設定
  • アバターなど見た目のカスタマイズ
  • プラグインの接続
  • ChatGPTを開いたとき、自分のDotとの会話を最初に表示する設定

従来のデスクトップ中心の初期設定から、スマートフォンでも使い始めやすい体験になっています。

設定方法のイメージ

対象アカウントなら、ChatGPTモバイルアプリからDotの作成・設定画面へ進み、名前や外観を設定し、必要なプラグインを接続します。

ただし、公式Help Centerの一部には「Dotの新規作成はまだデスクトップから」とする古い記述が残っています。 最新の「What's new」はモバイル作成の提供開始を明示しているため、現在は段階的展開中と考え、自分のアプリ画面に作成メニューがあるかを確認してください。

メニューがまだ出ていない場合は、アプリを更新し、対象プランとアカウントへの展開状況を確認する必要があります。


Dotsはどのプラン・地域で使える?

OpenAIの「Getting started with your dot」では、提供対象は次のように案内されています。

プラン 2026年10月時点の扱い
ChatGPT Pro 対象地域で段階的に展開(EEA、スイス、英国を除く)
Business Premium ChatGPTの対応地域で利用可能
Enterprise / Edu / Healthcare 管理者が有効にしたワークスペースでベータ利用可
Free / Go / Plus 同Help Centerで一般提供対象として案内されていない

対象プランでも、利用できるようになるまで数日かかることがあります。

また、Pro / Business Premiumでは最初のDotが追加料金なしで含まれるとされていますが、深い作業にはプランごとの利用枠があります。「無料で無制限に動く」という意味ではありません。

地域や提供条件は変更されるため、最新のプラン説明とアプリの表示を確認してください。


DotからCodexへ仕事を任せられる

Day 5.1のもう1つの重要な変更が、DotとCodexの接続強化です。

OpenAI公式「What's new」は、Dotが次の操作をできると案内しています。

  • Codexに新しい仕事を開始させる
  • 既存のCodexスレッドを引き継ぎ、続きの作業を依頼する
  • 過去のChatGPT会話を検索し、Codexの既存スレッドやオートメーションの文脈を利用する
  • 既存スレッドを続けるべきか、新しいスレッドに分けるべきかをより適切に判断する

Codexスレッドとは?

スレッドとは、特定の依頼とその作業のやり取りをまとめた単位です。

例えば、

CodexスレッドA
Issue #12のバグ修正
  → 原因調査
  → 修正
  → テスト
  → PR作成

CodexスレッドB
依存パッケージ更新
  → 互換性確認
  → 変更
  → テスト

のように、仕事の単位を分けて管理できます。

新しい指示をすべて別スレッドで開始すると、前回の修正理由や経過をもう一度説明することになりがちです。一方、無関係なタスクを1スレッドに詰め込むと、文脈が複雑になります。

今回のDotsの改善は、その継続か新規作成かの判断にも関わります。

作業の流れ(例)

ユーザー
  「このバグ修正の続きを進めて」

        ↓

Dot
  過去のChatGPT会話・Codex作業履歴から
  関連する文脈を確認

        ↓

既存のCodexスレッドを継続
  または新しいスレッドを作成

        ↓

Codex
  コード調査 → 修正 → テスト

        ↓

ユーザーへ結果を共有・レビュー

ここで重要なのは、DotがCodexの処理そのものに置き換わるわけではないことです。

Dotは依頼全体を取りまとめ、必要に応じてCodexへ作業を委任できます。コードの実行環境・アクセス可能なリポジトリ・承認ルールは、Codex側の権限や設定に従います。


ChatGPT WorkのScheduled TasksもDotから操作できる

**Scheduled Tasks(スケジュール済みタスク)**とは、決めた時刻や繰り返し条件で実行する仕事です。

例えば、

毎朝9時:
昨日のエラーログを確認

毎週月曜:
今週の作業予定をまとめる

毎日18時:
新しいリリース情報を調べる

といったものです。

今回のアップデートでは、DotがChatGPT Workのオートメーションを読み取り・編集できるようになりました。

たとえば、

今設定されている定期タスクを教えて。

あるいは、

この毎日のチェックを毎週金曜日に変更して。

と頼むことができます。

これは単に新しいリマインダーを作れるという話だけでなく、既に動いている定期タスクの管理を会話から行える点が便利です。

なお、実際の変更や外部操作には、そのアカウントで許可された操作・必要な承認が適用されます。


Day 5.1:細かいUX・安定性改善も多い

今回のDots更新は、新機能追加だけではありません。

OpenAIの「What's new」には、次の改善も記載されています。

領域 改善内容
クラウドブラウザ 閲覧速度を改善
サイドバー 読み込み速度を改善
会話表示 スクロールやアニメーションを滑らかに
通信 不要なネットワーク使用量が増える問題を修正
通知 ChatGPTを利用中の余計なスマホ通知を抑制
Web表示 コードブロックや添付ファイルの見やすさを改善
ブラウザ互換 Safari / Firefoxでの文字表示問題を修正
スレッド管理 作業に応じたスレッド名変更、冗長なタスク作成通知の削減
Outlook連携 初期設定が止まる問題を修正
認証 メール確認コードの自動入力を追加
エラー復旧 読み込み失敗したアクティビティを再試行可能に
Enterprise Webアクセスや音声通話開始時の問題を修正

複数のサービスをつないでDotを長時間使う場合、ブラウザ・通知・認証・再試行の安定性が重要になります。

「大きな新機能だけでなく、継続利用を妨げる細かい問題も修正した」という点がDay 5.1の特徴です。


Day 5.2:Composer predictionsとは?

Composer predictionsは、Codexでの会話内容から、次に送るとよさそうなメッセージをAIが提案する機能です。

**Composer(コンポーザー)**とは、チャット画面のメッセージ入力欄を指します。

たとえばCodexに、

Issueの修正とテストを完了して。

と頼んだ場合、Codexが回答を終えた後に、

Codex:
修正が完了し、テストは成功しました。

入力欄に表示される提案例:
「差分をレビューして問題なければPRを作って」

のように、次のステップを提案します。

上記は説明のための例です。実際の提案文は会話によって変わります。

予測はいつ表示される?

  • Codexが1つの回答を終えた後に表示されることがある
  • 毎回必ず表示されるわけではない
  • 表示まで数秒かかる場合があり、長いスレッドではさらに時間がかかることがある
  • 提案を待たずに自分でメッセージを書いてよい

「予測が出ない=不具合」とは限りません。

Tabで取り込めるが、自動送信されない

予測が出た場合の操作は次の通りです。

Codexが回答を終了
        ↓
次のメッセージ案を表示
        ↓
Tabキーで入力欄へ反映
        ↓
ユーザーが確認・編集
        ↓
送信

Tabを押しただけでは送信しません。

内容に問題があれば自由に書き換えられますし、提案を無視して別のメッセージを入力しても構いません。

この点は、AIが勝手に次の仕事を開始する自動化機能とは異なる重要な違いです。


Composer predictionsの対象ユーザー・モデル

2026年10月9日のOpenAI Help Centerでは、ベータの対象を次のように案内しています。

条件 対応状況
アカウント 個人ChatGPT Pro
年齢 18歳以上
提供地域 対応地域全般
アプリ Codexデスクトップアプリ
スレッド Local / SSH
モデル GPT-6 Astra / GPT-6.1 Sol
ChatGPTの通常Chat 非対応
ベータ期間の提案生成 追加料金なし

Localスレッドは、手元のコンピューターなどで作業するスレッド、SSHスレッドはSSH接続で利用するリモート環境のスレッドです。

SSH(Secure Shell)は、離れたコンピューターへ安全に接続してコマンドなどを実行する仕組みです。

Help CenterではWorkのローカルスレッド・会話で予測が表示される場合にも触れていますが、ベータ対象はあくまで上記の個人Proの条件を基準として確認してください。


Composer predictionsの設定方法

対象のアカウントで、Codexデスクトップアプリを最新にしたうえで、対応モデルのLocalまたはSSHスレッドを開きます。

予測は対象ユーザーでは初期状態でONと案内されています。

切り替えたい場合は以下の画面から設定できます。

Codex desktop app
  ↓
Settings
  ↓
General
  ↓
Composer
  ↓
Show predictions

Show predictionsをOFFにすれば提案表示を止められます。必要になれば同じ場所でONに戻せます。

表示されないときの確認項目

  • Codexデスクトップアプリが新しいバージョンか
  • 個人ChatGPT Proでログインしているか
  • 対応モデルを使っているか
  • LocalまたはSSHのスレッドか
  • Show predictions がONか
  • そもそも今回の会話で予測が生成されているか

最後の点も重要で、すべての応答に予測が付く仕様ではありません。


無料なのはどこまで?Codex利用量への影響

今回のComposer predictionsでは、ベータ期間中は

「予測候補を生成する処理」自体が無料で、Codex利用枠やクレジットを消費しない

とされています。

ただし、候補を採用してメッセージを実際に送信した場合は通常のCodex利用扱いです。

操作 Codexの利用量
予測文の生成 消費しない(ベータ中)
Tabで予測を入力欄に反映 反映するだけなら消費しない
入力欄で文面を編集 編集するだけなら消費しない
予測文をCodexへ送信しタスク実行 通常の利用量・料金対象

「AIが次のメッセージを予測するから、勝手にCodexの使用量が減る」という心配をしなくてよい設計です。

ただし、無料という案内はベータ期間中の予測生成に関するものであり、将来ずっと同じ条件で利用できる保証ではありません。


Composer predictionsは何を見て予測する?

OpenAIのHelp Centerでは、予測に使う文脈についても説明しています。

基本は現在のCodexスレッドにある会話内容です。

過去の仕事や接続アプリ由来の情報がすでにスレッドの中に含まれている場合には、それが予測へ反映されることがあります。

ただし、Composer predictions自体が新たにメモリを検索したり、連携アプリから情報を取得したりするわけではありません。

現在のCodexスレッド
  ├── 今回の依頼
  ├── Codexの回答
  └── スレッド内の既存コンテキスト
               ↓
        次の入力候補を生成

予測はMemoryをOFFにしていても利用できます。

Dotとの違いは?

ここがDay 5の2機能を理解する鍵です。

Dots Composer predictions
目的 継続的な仕事の実行・委任 次に送る文章の提案
他の仕事との連携 Codex、ChatGPT Work、接続アプリなど 現在のスレッドの文脈が中心
ユーザーがいない間の作業 権限・スケジュールに応じて可能 予測を提示するだけ
追加指示の送信 Dotが認可された作業を進めることがある 提案を採用しても自動送信しない

Dotsは作業の主体として動くアシスタント、Composer predictionsはユーザーの入力を補助する機能と考えると整理しやすいです。


Day 5にフルリセットはあった?

2026年10月10日時点で確認できた公式トラッカーには、Day 5の追加フルリセットは記載されていません。

今回は、DotsとComposer predictionsの2つの改善が発表された日です。

  • Day 2では機能改善の後に即時の一斉リセット
  • Day 3では後から使えるbanked reset(保存可能リセット)
  • Day 5では追加リセットの公式確認なし

という違いがあります。

「新機能のリリース」と「利用量のリセット」は別々の情報として確認する必要があります。今後追加告知が出た場合は、その時点の公式情報で更新します。


Day 1〜Day 5の流れ

日 主な内容
Day 1 GPT-6 Astra / GPT-6.1 Solのデフォルト速度を約50%改善
Day 2 Auto-review無料化、API Tier簡略化、Meetings、Decisions API、即時リセット
Day 3 GPT-6+Intelligent UI、Codex / Workの利用者4,000万人、保存可能リセット
Day 4 GPT-6.1 Sol Ultrafast、Near-instant steering
Day 5 Dotsのモバイル・Codex・定期タスク連携強化、Composer predictions

これまでの速度・モデル・UI改善に加え、Day 5では普段の仕事を継続するエージェントと次の入力を助ける機能が強化されました。

まとめ

Day 5のポイントは、次の通りです。

  • DotsをChatGPTのiOS / Androidアプリから作成・カスタマイズできるようになったと公式発表
  • DotがCodexの新規・既存スレッドへ仕事を委任できるようになった
  • DotからChatGPT WorkのScheduled Tasksを確認・編集可能
  • クラウド閲覧・通知・コード表示・Outlook接続・Enterpriseなどの品質改善も実施
  • Composer predictionsでCodexの次の指示が提案される
  • Tabで取り込み、確認・編集してから送信する。自動送信はされない
  • 個人ChatGPT Pro、18歳以上、対象モデルとLocal / SSHスレッドでベータ提供
  • 予測生成はベータ中無料で、Codex利用量・クレジットを消費しない
  • 送信して始めるCodexの実作業は通常の利用量対象
  • Day 5の追加フルリセットは確認時点では未確認

特に重要なのは、Dotが「次の仕事を進める」一方、Composer predictionsは「次に何を指示するか」を提案するという役割分担です。

両方の機能が進化すると、ユーザーは単にチャットへ質問するだけでなく、仕事を継続的に管理しながら、必要な場面で具体的な指示を与えやすくなります。

参考・一次情報

今後もOpenAI・Codexの28日間アップデートを毎日調査して発信します。Day 6以降の新機能やリセット情報も知りたい方は、ぜひフォローしてください。